昨日からの報道で、新型インフルエンザにより初めて死者が出たことが報じられた。
腎透析と心臓に病気を持って居られたようで、ウイルスの強毒化ではなく、本人の
免疫力が低下していることが原因と発表されている。
また、学校が夏休みになり、キャンプや部活の合宿が行われている長野などで
新型インフルの集団発生が多発しているとの報道も目立ちます。弱毒性なので高熱
になる重症者は少なく、チョッと風邪を引いたのかなと思っているうちに治ってしまうので、
元気な人は新型インフルとは気がつかずに居るらしい。
秋になって学校が始まると、新型インフルに感染しているとは知らない風邪っぽい
人が登校してきますから、一気に感染が拡大するのではないかと心配されています。
新型インフルへの対応は、うがい・手洗い・マスク着用・人込みに行かないなどの
ようですが、いちばん大事なことは体調管理であり、免疫力が低下しないようにする
ことではないでしょうか。今のところウイルスが弱毒性なので、身体が元気で免疫力
があれば普通の風邪やインフルエンザをひいた程度で回復しているようです。
ただし、短時間で症状が変り、38度以上の発熱となった時は、急いで「発熱外来」を
受診するべきです。タミフルやリレンザが良く効いているようです。
夏バテを感じている方や糖尿病・心臓病などの持病をお持ちの方は、免疫力の低下
を防ぐため、漢方薬や漢方サプリメントを使って体力の回復を図りましょう。
体質や症状で使用する漢方薬が異なることがありますので、ご本人がご来店下さる
ことが大切です。