呼吸の仕方
千金方に、常に鼻より清気を引入れ、口より濁気を吐き出す。
入るる事多く出す事すくなくす。
出す時は口をほそくひらきて少し吐くべし。
ゆるやかに呼吸せよ
常の呼吸のいきは、ゆるやかにして、深く丹田に入るべし。
急なるべからず。
調息の法
調息の法、呼吸をととのへ、しづかにすれば、息やうやく微也。
いよいよ久しければ、後は鼻中に全く気息なきが如し。
只臍の上より微息の往来する事をおぼゆ。
此の如くすれば神気定まる。是気を養ふ術なり。
呼吸は一身の気の出入する道路也。あらくすべからず。
以上は呼吸法について書いてある部分です。
呼吸法は現在ではたくさんの場面で注目され、普及して
おります。ヨガ・導引・気功などを習うと必ず呼吸法を
指導されます。
以前、ヨガを習った時、ローソクを鼻の前に置いて、炎
を揺らさないで息をする練習をしたことを思い出します。
最近、一番身体に良い呼吸法を見つけました。
それは歌を歌うことです。カラオケも良いですし、仲間
と集まって合唱することはもっと素晴らしいですね。
歌う時のブレスはまさに腹式呼吸、速くそしてゆっくりと
深い呼吸が必要です。
さあ、好きな歌を歌って健康になりましょう。