午後2時近くになって手術の順番が来ました。
患者の取り違えなどの間違いが起きないように、氏名や
生年月日・手術部位の確認などを行い、手術する目の下
に目印をつけ手術台に乗り横になりました。
手術が始まりました。今日は左目の手術なので、右目は
黒いカバーで覆われました。麻酔の点眼薬が入り、両目
で真上のライトを見てくださいと先生が言いました。
右目はふさがっているのに、見えないよな~と思いながら、
仕方なく頑張って見ていました。
手術は進んでいるようです。
角膜のカットは3㎜でそこから器具を入れて超音波で
水晶体を砕いて吸出し、折りたたんだ6㎜のレンズを
入れて広げたら完成と云っていました。
眼球が強く押されてイタオモといったような感覚があり、
我慢しているうちに終りましたと声がかかりました。
車椅子に乗って病室に戻りました。
車椅子に乗るのも初めてで、病人になったような気分。
病室を出て帰るまで30分弱だから、手術の時間は
20分弱ぐらいだったのかな。
しばらくして薬剤師さんが来ました。
内服薬(抗生剤と消炎鎮痛剤)と点眼薬の説明でした。
これが病棟薬剤師さんの仕事だなと思いながら説明を
聞きました。
6時になり夕食が来ました。食べていると妻と息子が
見舞いに来てくれました。彼らが帰った後は退屈で
困りました。テレビを見たりしましたが9時になり
消灯、寝るにはまだ早いし時間がとても長く感じら
れたのでした。 つづく