一週間後、5月7日(火)は右眼の手術です。
午前9時受付で手続きをして3階ナースステーションに行き
病室308に案内される。今日は二度目なので、そんなに緊張
しないだろうと思っていたが又血圧が高く180/100だった。
今回は多少漢方薬を用意して来ているので、早速使用する事
にする。杞菊地黄丸・冠心逐瘀丹・天麻鈎藤飲・降圧丸・感
応丸・牛黄清心丸を持っていきました。
朝7時ごろ杞菊と冠心逐瘀丹を飲んで来たから、今は降圧丸
と感応丸を使おう。
11時ごろの測定で165/95になってまあまあかなとなる。
昼食後、手術の時間が近くなってきたのでそろそろ用意して
下さい、といわれて着替えを始めました。
午後1時40分ごろ、車椅子に乗って2階の手術室に向かい
ました。名前と生年月日と手術部位の確認をして手術台に乗る。
約20分後、終りましたと声があって手術台を下りました。
私は先生に、これは本当に起死回生と云っても良い手術ですね。
世の中が明るく見えるようになって気分もスッキリします、
有難うございますとお礼を云い手術室を出ました。
翌日朝6時起床、体温測定と血圧測定。体温は35,4度、血圧
164/88ほどほどだ。すぐ朝食が来た、朝はパンです。
8時30分、外来へ検診に出掛ける。視力検査は裸眼0,8レンズ
で調整して1,2でした。手術の結果すべて順調に予定通り改善
していることを聞いて安心して退院しました。
その後、見え方は最高だ!
朝日にあたってキラキラ輝く木の葉や木の芽が生命力に溢れて
いる様子や、いつもの町並みまでも美しく見えて感動している。
老眼だったから、本を読む時はつい眼鏡を探しますが、文庫本
位までは不要です。眼だけは20年以上若返った訳で、なんだか
インチキしたと言うか申し訳ない気分です。