私は通勤にバスを利用している。
朝は通勤・買い物のほかに、病院やクリニックに行かれる人も多い
ようです。今日はある方がコレステロールの検査を受けるため途中
のバス停で降りていかれました。その方はLDLコレステロール値が
160と高いので、処方されたお薬で下げても、服用を止めると又もと
に戻るのでいやだねと言っていました。そこで私は、最近発表された
基準値では、LDL160 は正常値になりますよ!と言ってあげた
かったのですが、私の知らない人が多かったのでグッと我慢しました。
「血圧もコレステロールも高いほうが長生きする」。
「コレステロールは、身体にとって必要不可欠な物質で、これがなければ、
私たちは健康な肉体を維持することができない」。
「コレステロールは細胞を作るときの材料で、これが不足すると新しい
細胞を正しく作ることが出来ず、ガンを招きやすいと云われている」。
「女性ホルモンや男性ホルモン、ストレスを受けたときに副腎皮質から
分泌される抗ストレスホルモンなども、コレステロールがなければ作る
ことができないのである」。
それだけ重要な役割を担っている物質だから、「コレステロールは体内でも
作られている。肝臓で作られるコレステロールの量は食品から摂取する量の
数倍になるだろう」。
「レシチン」という物質と一緒になった時、コレステロールは胆汁として出ていく。
この時ビタミンC・Eが必要。
「レシチン」は卵の黄身や大豆などの食品に含まれており、これを十分に
摂取していれば余分なコレステロールは適切に処理される。
以上は、「医学常識はウソだらけ」三石巖著 祥伝社
「医者に殺されない47の心得」 近藤誠著 アスコム
から引用いたしました。
日本脂質栄養学会理事の浜崎先生は「現在の基準は厳しすぎる。
コレステロールを下げる必要のない人にも治療がおこなわれている」
と批判している。との新聞記事も出ています。