肥満については食べ過ぎを筆頭にいくつか原因が挙げられています。
1、食べ過ぎ。自分が消費・代謝する以上に食べる。
2、食べ方が間違っている。
食事量の大半を夜に食べる。
食事内容がご飯・パン・麺や、砂糖・脂肪の多いものに偏っている。
3、運動不足。
筋肉量が少なくなるため基礎代謝が低下して肥満。
4、脾胃(消化器)の機能低下。
肥満の人の中に食事量が少ないにもかかわらず太っている方がおられます。
これは飲食物を消化し吸収する働きが低下している事が原因なのです。
この様な方には減肥薬や運動療法などは不向きです。
消化器の働きを良くすることで、飲食物を消化し吸収する力を
付けてあげることが第一です。
元気になることで運動量が多くなれば、筋肉量も増えて基礎代謝が
上がり正常な状態になります。
この時に使う漢方薬には、
補中益気湯、六君子湯、扶陽理中、補気升陽、玄武温陽、焦三仙などを
体質に合わせて用います。ご相談ください。