約100年位前に書かれた医書の「医理真伝」に
「医薬無効乃病」ということが書いてあります。
何年治療しても治らない病気は今も昔も変わらず
あったわけで、その原因や対処法が書かれており
ます。その内容をちょっとだけ見てください。
「原因」
　１、前世の罪科。
　２、今生、自制のない勝手な生活を送ることに
　　　よって蓄積された罪科。
「対処法」
　１、自己の行いを反省し、徳を積む。
　２、善い行いを多くする。

以上の対処法について、次のような例が挙げられ
ています。
　＊　生涯、獣の肉を食べない。
　＊　鮮魚を買い求め海や河に放す。
　＊　お金がなくて葬式が出せない人に棺を施し
　　　たり、または道路を修理したりする。
　　　（人助けやボランティアをする）。
このようにして、陰徳を積み、部屋を清め、敬虔
な気持ちで罪を反省し、神の加護を祈るなどを行
うようにして、効果があった人が多くいたと書い
ています。

時代が変って現代に於いても人々はその時の流れ
に逆らえず徳を積むことなど忘れてしまいます。
時間のある時、少し反省してみるかな？