骨粗鬆症のために骨折したりするのはお年寄りで、自分はまだ若い
から大丈夫と思っておられる方が多いようですが、閉経した人や小柄
で痩せ型の人は特に注意が必要です。
骨を丈夫にするために、カルシウムやサプリをいろいろ飲んでいる人
が多いと思いますが、なかなか効果が上がっていないようです。
漢方では「腎は骨をつかさどり、髄を生じ、脳に通じる」と言ってい
るので、私は40年前から、骨や歯の弱い方に「補腎薬」を体質に合
わせてお飲み頂いてきました。
その効果は納得のいくもので、転んで怪我をしたが骨には異常がなか
ったということがたくさんありました。
歯が動くという方にもお使いいただき、結果は上々で抜歯せずにすみ
ました。
「補腎薬」は骨や歯だけではなく社会問題にもなっている認知症にも
予防のためにお使いいただけたら良いと思います。
女性は閉経5年位前から、男性は60才頃からお使いになると良いで
しょう。