全国を旅した俳人芭蕉は、毎日「足三里」にお灸を
して奥の細道を歩いたといわれています。
「足三里」は足陽明胃経に属する経穴で、胃腸の働き
を良くしたり足腰の働きを良くするなど色々な効果が
有ると云われております。
江戸時代には益軒先生の養生訓にも三里の灸をすすめ
ておりましたので、沢山の人々がすえていたようです。
昔は皆さんどこにいくにも歩くわけですから、丈夫な
足が必要でした。
しかし現在はどこに行くにも車やバス・電車を使う事
なっているから、太り過ぎたり糖尿病などになってし
まうのです。
中医学では、心・脾・肺・腎・肝の五臓が相互に協調
しあいバランスを保つ事により健康を維持することが
出来ると考えています。
人は食べることで気や血を作り、元気になり立派な体
と美しい肌・黒髪を得ることが出来ます。
そのため、脾胃経がしっかり働くことがとても大切に
なり、足三里にお灸をするのです。
千年灸やピップエレキバンでも効果がありますので、
お使いになることをおすすめします。