陰陽の変化の道理にしたがって生活を整えるとは、四季の変化に
則って生活を調整することで、寒いときに体を冷やす生野菜やアイス
クリームを食べたりしないことなども含みます。
養成法に則ってからだを鍛錬するとは、導引・吐納(気功)をする
ことです。
そもそも気功は5,000年以上前から、自分で行う病気予防および
治療の方法とされてきたものである。
有史以来たくさんの高名な医家が、導引気功を実践し、養生法とした。
そして幾多の医学書の中に、導引・気功について書き残している。
このように導引・気功は養生法のひとつとして、延々と脈々と継承
されてきたものである。
中国共産党の時代になってからは特に中国伝統医薬学が発揚される
ようになり、気功療法も急速に発展して現在に至っている。