前々回は、暑さで大量に汗をかき、汗と一緒に気(体を機能させる
エネルギー)を失ったために足が止まり、日本代表チームは負けてしま
った。西洋人参とシベリア人参をのんでいれば、そんなことにはならなか
ったかもしれないなあと思った、と書きましたので西洋人参について
少し書いてみます。
西洋人参は原産地が北アメリカ東部とカナダの森林に自生していた
ものを、現在中国で栽培しているものです。
「医歯薬出版社・中医臨床のための中薬学」によると、薬性は寒で効能
は『補気養陰・清火生津」となっています。
足りない気を補って体を元気にする。 体液を補給し代謝をスムース
にする。 薬性が寒涼なので、のぼせることがなく血圧をあげることがない。
中枢神経を沈静化させ、頭をすっきりとさせ集中力もつけます。
朝鮮人参に比べると補気作用は少し弱いのですが、朝鮮人参に負けない
すぐれた作用があり、これからの熱い季節、高齢の方や頭脳を良く使う方
に、スポーツや仕事で汗を良くかく方にピッタリの西洋人参です。
港の見える丘公園バラ園にて

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