癌になりやすい性格
性格によって癌になりやすい人と、なりにくい人がいるようです。
それは性格が免疫機能と密接に関係しているからです。
500余名のがん患者の生活歴調査によれば(アメリカのデータによる)、
76%が大きな挫折やショックを受けたことがあるということでした。
末期乳がん患者の生存期間では、性格が明るいと自己診断したひとは、
平均2~3年、憂鬱気味の人は8ヶ月だったそうです。
癌になるかならないか、よくない性格は二つあります。憂鬱と短気です。
憂鬱と短気は「気」の流れを悪くして、「結」の状態にします。その状態が
長時間続くと、自律神経や内分泌が乱れるので、免疫力を低下させます。
免疫力の低下は、がん細胞の成長にとってまたとないチャンスをあたえる
こととなります。
自分が短気で憂鬱な性格だとおもいあたる人はどうしたら良いでしょう。
できるだけ良い心理状態をつくる努力をすることが必要です。ヨガや気功
なども効果があります。お食事も大切です。好きな音楽を聴いたり、落語で
笑ったり、緑の中を散歩するのもよいですね。
そして体質や症状によって使い分ける漢方薬も大変お役にたっています。
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