今日はなんとなく気が重い。
台風4号で朝から雨が降りつづいているからだけではない。
今朝、最初にお出でになった奥様のご主人様がお亡くなりになり
お葬式が昨日終わってホッとしたけれど、やはりとってもさびしい
とおっしゃいました。
ご主人様は64歳でした。車で仕事中に心筋梗塞を発症し、路肩
に停車した状態で、ハンドルにもたれて亡くなっているのを発見さ
れたそうです。
先週も、仕事で車を運転中に心筋梗塞でお亡くなりになった方の
奥様が、突然、急に私の傍から居なくなったので、なんだかポッカリ
と穴が開いたようで、ただボーっとして暮らしているのよ、とおっしゃ
るのをお聞きしたばかりでした。
その方は50代なかばだったそうです。
心筋梗塞は漢方では瘀血によって発生するとされている。
「瘀血」とは、血液がサラサラと流れず、停滞している事を指します。
漢方では「血は気に乗って流れる」といいます。
「気がめぐれば血もめぐり、気が滞れば血も滞る」のです。
仕事や車の運転などのストレスで緊張すると、気が滞り、血管が
収縮するので血液が流れにくくなります。
その結果瘀血が発生します。そして瘀血の場所に症状が出ます。
筋肉痛、頭痛、肩こり、皮膚のかさつき、黒ずみなどです。
そして、動脈硬化、高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの
循環器疾患の引き金になります。
「瘀血」に対して漢方では「活血化瘀薬」で治療する。
活血化瘀薬の中には、血液サラサラの薬草の外に、必ず「気」の
流れを良くする「理気薬」を配合するのが普通である。
当店で最も売れている「冠元顆粒」にも、木香と香附子の二つの
理気薬が配合されている。
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