読売新聞夕刊(9/14金)に、糖尿病壊疽の治療で、ウジに腐った患部を食べさせる治療法(マゴットセラピー)の記事が出ていました。ウジは壊疽で腐って死んだ組織だけを分泌液で溶かして食べるので、痛みや副作用もほとんどないとのこと。
治療効果も良く、100人中8割の患者が足の切断を免れることができ、大変優れている。
しかし壊疽になってしまった後で、足を切断するかウジに食べさせるか,どっちにするかを決めなければならないなどはご免こうむりたいものだ。
健康診断で血糖値が高い、中性脂肪やコレステロールも高いと言われたら、そのままにしないでその対策を直ちに講じる方がよい。
「未病を治す」の精神をここでしっかりと心に念じましょう。
そもそも健康を保ち、良い人生をおくるようにするのは、本人の意思とそれを実行する努力以外に何があるというのでしょうか?
まず実行すべきは次の三つです。
1、新鮮な旬の野菜と果物、魚を中心に食べる。
2、働きすぎず、身体に無理のない良い運動をする。
3、休む(7~8時間熟睡する)
以上の三つに合わせてストレスとうまく付き合い、酒タバコを少なくしていれば必ず良い結果が出るはずです。
しかし、簡単そうでなかなか実行できないのも事実です。
だからと言ってそのままにしたら、結果は目に見えています。
何か助けになるものがあれば良いのにと誰もが思うのは当然のことです。サプリメントをちょっと使って何とかしようとしておられる方がほとんどですが、結果はあまり思わしくないようです。
漢方の「未病を治す」方法で、症状が次のステップに進行して行かないようにしましょう。
血糖値が高くなり、糖尿病になると血液が汚れ(おけつ・瘀血)ます。血管が詰まったり動脈硬化になりやすくなり、網膜症による失明や腎不全、心筋梗塞、脳卒中そして足の血流悪化により壊疽となります。漢方・中医学ではこれ等の症状まるごとまとめて、血管病であると認識して対応、大変良い結果を得ています。
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