自分のことを自分で出来る年数のことを「健康寿命」と云い、
① 介護なしで食事が出来る。
② 爪切りが自分で出来る。
③ 排泄が自分で出来る。
この三つが出来る人を「自立した人」と定義しています。
健康についての色々な調査でわかったことは「長生きはしたいけれど
寝たきりで長生きはしたくない」と思っている人が大多数であるということです。
不老長寿は「仙界」の夢物語ではありますが、「健康寿命」をいつまでも保ち
「自立した人」として周りに迷惑を掛けることなく生活することが出来て天寿を
まっとうしたいものです。
「健康長寿」のためには、
① 病気をしない。
② 社会的ネットワークがある。
③ 生活活動能力を維持する。
の三つが必要条件であるとしています。
①の「病気をしない」は「がん」を克服し、脳卒中や骨折で「寝たきり」に
ならないことを云い、そのためには漢方の不老長寿の知恵と未病を治す理論を
上手に利用することです。
年齢を重ねるに従い免疫力が低下するので、ガンにかかり易くなるのは当然ですが、
だからといってそのままで良いはずはありません。
漢方の基本では、まず先天の「腎」と後天の「脾」をしっかりさせることから始めます。
先天は泌尿生殖器やホルモン、免疫に対する働きで、後天は飲食物を消化吸収代謝
して、先天の腎を養います。
漢方の金方堂のHPはこちら