メタボリックシンドロームや後期高齢者医療制度など、今まで予期していなかった事が持ち上がり、年をとっている者にとって、なんだかとても居心地の悪い時代になってきたと思います。これは、高齢者や庶民の事をよく考えない政治が悪いのだ、とだけ言っていても仕方のないことで、「自分の身体は自分が守る」という基本的な事をもう一度考えて見る必要があるのではないでしょうか。
日本は世界一の長寿国で、75才以上が二千万人以上にもなったそうですが、年をとるほど免疫力が下がるので「癌」や感染症に罹りやすくなり、代謝も低下するので血液がにごり、血管病となって糖尿病・脳卒中・心筋梗塞などになります。
そして医学の進歩と新しい医薬品や医療器具の開発も素晴らしいものがありますが、これらの新しく開発される医薬品や医療器具等はみな高価ですから、それを使用しての治療も当然高額となります。最新の治療で手厚く看護を受けるのも一つの選択ではありますが、日頃から健康に気を配り「死ぬまで元気」な「ピンピンコロリ」もまた一つの選択でありましょう。
家族の中の誰かが病に倒れてしまうと、家中がみんなで負担を抱え、困難に直面します。そのような事にならないように、自分の健康に気を配り、病気の予防のために少しでもお金を投資する事は、家族や社会に対する愛ではないでしょうか。
中医学(漢方)には数千年続けて行われてきた養生法や体質改善・未病を治す方法など利用できる事がたくさんありますから、みんなで利用しましょう。
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