人気ブログランキング | 話題のタグを見る
生涯現役
漢方の経験を重ねて、人々のお役に立つことを、いつまでも続けられることは、とても素晴らしい。
by kinnpoudou
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
漢方の金方堂 リンク
カテゴリ
全体
漢方
健康
養生訓に学ぶ
その他一般
オススメします
未分類
以前の記事
2017年 12月
2017年 10月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 04月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 04月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 11月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
夏カゼに評判のよい漢方薬
 夏カゼは冬のカゼとは一寸違う症状のことが多い。
頭重、発熱、鼻水などの一般的な症状に加えて、食欲不振、嘔吐,下痢など消化器系の不調を伴うことがよくあります。
この頃の日本の気候はまるで亜熱帯地方のように高温多湿となり、クーラーによる冷えなどで夏カゼをひくようになるので注意が必要である。
 ギンギンに冷やしたビール、冷たい麦茶、冷えた果物、冷麦、氷を入れた冷たい水など冷たいもののとり過ぎは消化器(脾胃)の働きを低下させる。さらに水分の過剰摂取は消化酵素を薄めて、消化が悪くなります。
 元気の無くなった消化器(脾胃)では、体全体の水分代謝もうまくいかず、不要な湿気水分がたまって、夏カゼ特有のムカムカ吐き気や下痢などが出てきます。
 このような胃腸型の夏カゼには、発汗によって体全体の水分代謝を高め、胃腸の症状を改善する「藿香正気散」(かっこうしょうきさん)をよく使用する。
 もし発熱やノドの痛みを伴う時は、「天津感冒片」(てんしんかんぼうへん)を併用するとよい。
中医学では発汗作用が強い「葛根湯」や「麻黄湯」はこの時期は使わないことが多い。暑さによりすでに汗をかいているのに、さらに発汗させても効果が期待できないばかりか体力を消耗させることになるからです。体を温めずに冷やしながら少しだけ発汗させる「辛涼発表剤」(天津感冒片や銀翹散など)を中心にする。
 かぜのほとんどはウイルスによるものですが、清熱解毒薬に分類される「板藍根・大青葉」などはウイルス・細菌に対する効果を期待して良く使われている。

漢方の金方堂のHPはこちら
by kinnpoudou | 2008-06-28 18:50 | 漢方
<< 「ピック病」 梅雨の身体の痛み >>