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漢方の経験を重ねて、人々のお役に立つことを、いつまでも続けられることは、とても素晴らしい。
by kinnpoudou
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養生訓に学ぶ 9
  心を安らかにし身を労せしめよ

「心は楽しむべし、苦しむべからず。身は労すべし、やすめ過ごすべからず。
およそわが身を愛し過ごすべからず。
美味をくひ過ごし、芳醞をのみ過ごし、色をこのみ、身を安逸にして、怠り臥す
(おこたりふす)ことを好む。

皆これわが身を愛し過ごす故に、かへってわが身の害となる。
又、無病の人、補薬をみだりに多くのんで病となるも、身を愛し過ごすなり。
子を愛し過ごして、子のわざはひとなるが如し。」

 300年前のお金持ちの生活は、今とあまり変らなかったようですね。
これはまるで現在の人々に対して言っているようではないですか。
耳が痛いですね!。

ストレスを少なくして、身体を良く動かし、飲食を節制し、色の方も好まない
ようにしなさい。と言っていますが、今の世の中ではナカナカ大変です!!。
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by kinnpoudou | 2011-10-30 17:07 | 養生訓に学ぶ
骨折(骨粗しょう症)
 8月の或る暑い日でした。
片腕を三角巾で吊った60才台のご婦人がお出でになりました。
鎮痛剤が欲しいとおっしゃいましたので、少しお話をお伺いすることにしました。
庭でうっかり転んだとき、手を付いた場所が悪かったらしく右手首を骨折してし
まったのだそうです。すぐに整形外科で治療を受けたのですが、痛みがなかな
か治まらず、もらった鎮痛剤では足りないので買いにいらっしゃったのでした。

女性は閉経後に骨粗しょう症となる人が多く、手首や大たい骨など身体中いろ
いろな所の骨折が、年齢が上がると共に増えていきます。
特に困るのは脚の大たい骨骨折で、入院治療となりベットに寝たきりになること
が多く、回復して以前と同じような生活に戻れる人は意外に少ないようです。

私は、痛みが止まれば治るわけではなく、痛みが無いことで無理に使ってしまい、
悪化させた例がたくさんあることをお話しして、逆に痛みを少し残して治す方が良
いことを提案しました。
痛みがあればまだ治っていないことが分かるから無理しません。

整形外科に通院することをやめていただく訳ではありません。
鎮痛剤の代わりに漢方薬をのんでいただくだけです。
田七人参とアリ食品の二種類をおのみ頂くことになりました。

「田七人参」は活血止血(血流改善と血止め)と鎮痛作用があります。
打ち身・捻挫・骨折・切り傷などの時に、内服や外用として昔から使われています。
中国では雲南白薬・片仔癀などが製剤として販売され、片仔癀は肝炎・肝硬変など
肝臓病の特効薬としても有名です。

「アリ食品」は補腎壮骨と養肝栄筋・止痛の働きがあり、田七人参と合わせてのむこと
で効果が高まります。又、補腎することは骨の強化になり、骨粗しょう症にも良いこと
がわかります。この方は肝炎の持病をお持ちでしたので、さらにこの組み合わせが良
かったと思います。

ひと月ほどしてニコニコしてお出でになり、痛みが全く無くなり、整形の先生にも回復の
早さに驚かれた、と言われ喜んでおられました。
そしてご主人様も若返りのために、あり食品をお買い求めになられました。
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by kinnpoudou | 2011-10-25 18:57 | 漢方
養生訓に学ぶ 8
 巻 第 二  総 論 下

朝の行事と食後の養生法

 朝は早く起きて、手と顔を洗い、髪を結い、事を勤め、食後にはまず腹を多くなで下し、
食気をめぐらすべし。
又、京門*のあたりを手の食指のかたはらにて、すじかひにしばしばなでるべし。
腰もなで下した後、下にて静かに打つべし。あらくすべからず。
もし食気滞らば、顔を上向きにして三四回食毒の気を吐くべし。
朝夕の食後に久しく安坐すべからず。
必ずねぶり臥すべからず。
久しく坐し、ねぶり臥せば、気ふさがりて病となり、久しきをつめば命みじかし。
食後に毎度歩行すること、三百歩すべし。
おりおり五六町*歩行するはもっともよし。

*京門 左の腸骨腹部。
*五六町 一町は109m 五六町は600mほど。

朝は早く起きること、食後には消化を助けるため自分でお腹のマッサージをすべきこと。
又、食後はじっと座っていたり寝ていたりせずにウオーキングすることが一番いいよ!
と云っています。
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by kinnpoudou | 2011-10-22 17:31 | 養生訓に学ぶ
養生訓に学ぶ 7
  氣血流行

 陰陽の気が天(宇宙・自然界)に在って順調に流れて停滞しなければ、
四季(春夏秋冬)が良くめぐり、作物も良く成長する。
人も同じで、氣血が停滞しないで良く流れていれば、気が強くなって
病気をしない。

 氣血が流れなければ病気になる。
気が上に停滞すると頭痛・めまいとなり、中に滞ると心腹痛・痞満となり、
下に滞ると腰痛・脚気・痔ろうとなる。
したがって、養生をおこなう人は、出来るだけ元気を停滞させないように
すべきである。

 これは「病は気から」の説明ですね。
それにしても、現在の社会のなんとストレスの多いことでしょうか。
そして気の病のなんと多いことでしょうか。

 不安・不眠・うつ・パニック障害・自律神経失調症などの神経症以外に
頭痛・肩こり・めまい・高血圧・お腹の脹満・胃痛・腰痛などのように、
気の流れに血の流れの低下が加わった症状が多くなります。
「血は気に乗って流れる」と表現されることもあります。
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by kinnpoudou | 2011-10-17 17:09 | 養生訓に学ぶ
養生訓に学ぶ 6
 未病を治す法について
「聖人は未病を治す」というのは、病未だ起こらざるとき、かねてつつしめば病なく、
もし飲食・色欲などの内欲をこらえず、風・寒・暑・湿の外邪を防がなければ、
少しずつ積み重なり、後に大病となって苦しむ事になる。

内欲をこらえ、外邪を防ぎ、養生を行って病にならないようにすることは、孫子の兵法
に云うように、戦わずして勝つことに通じ、大病になってから大金を投じ苦しんで闘病
するよりもはるかに上策であり、これぞ未病を治す道である。

ここに云う「聖人は未病を治す」は、黄帝内経素問に書かれているのですが、さらに
500年ほど後の三世紀初頭に著された傷寒論には、
「上工は未病を治す」が出てきます。

「上工」とは上手な医者のことで、治療中の病を診て、次のステップに移行させない
ように治療する。という意味である。
未病を治すにも、養生をして病を防ぐことと、医者の治療のことを云う二つがあるようです。
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by kinnpoudou | 2011-10-15 18:27 | 養生訓に学ぶ
養生訓に学ぶ 5
 睡眠時間を短くしなさいと先生は云っておられます。
食欲・色欲・睡眠の欲の三欲の内、睡眠の欲についてはあまり知られていないが、
睡眠時間を短くすれば病気せず元気になる。
夜遅く寝る方が良く、食後すぐ寝ると消化しないので元気が出ない、
昼寝などは最も害がある、練習して睡眠時間を短くしなさい。

寝過ぎてはいけないと言っておられますが、養生のための具体的な睡眠時間に
ついては言及していません。
現在では、7時間30分の睡眠が最も健康的で、8時間を越えると良くないとの
調査結果が中心になっています。
昼寝は15分ほど短時間眠るのが最も良いといわれています。

これは時代背景の違いなのでしょうね。
300年前と言えば、徳川時代になって100年、天下泰平おだやかな時代でしたよね。
士農工商と身分が分かれ、ガツガツと競争して上を目指すことは好まれなかったで
しょうから、皆さんゆっくり長く眠って居られたのでしょうか?
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by kinnpoudou | 2011-10-10 13:54 | 健康
養生訓に学ぶ 4
 人生は百才を以って上寿とする。
人の身は百年を以って期(百才または一区切り)とする。
上寿は百才、中寿は80、下寿は60である。
しかし、実際の世の中を見ると、60才は少なく50歳以下の短命の人が多い。
どうして短命なのかと言えば、それは皆不養生だからである。

人生は50を過ぎてから本当の楽しみが多くなる。
50年生きた経験を土台にして、新しい知識を知り、学問を学び、新しい発見を
することが出来るのも長生きすればこそである。
と300年前に言っています。

 そして現在は、世界一の長寿国となって、百才を超える上寿の人は万を超え、
平均寿命も女性88男性約80で中寿になりました。
しかし、健康長寿の人は少なく、入退院を繰り返していたり、介護を受けないと
自立して生活が出来ない高齢の方が増えています。

その結果、医療費が高額になり、健康保険財政は大赤字となって、その赤字
負担の処理が国家の大問題になっています。
医学の進歩によって平均寿命が延びたことは大変喜ばしいのですが、医療費が
高額にかかる病気の高齢者がたくさん増えても何だか困ってしまうのではないの
かなと思うのです。

一人一人各々が養生をおこなって、健康長寿を目指すことは決して自分だけの
幸せではなく、社会に対する義務であるのかもしれないですね。
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by kinnpoudou | 2011-10-09 18:00 | 養生訓に学ぶ