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漢方の経験を重ねて、人々のお役に立つことを、いつまでも続けられることは、とても素晴らしい。
by kinnpoudou
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養生訓に学ぶ 11
  胃の気を養う

 胃の気とは元気の別名なり。沖和の気也。
病甚だしくしても、胃の気ある人は生く。胃の気なきは死す。
胃の気の脈とは、長からず、短からず、遅ならず、数ならず、大ならず、
小ならず、年に応ずる事、中和にしてうるわし。此脉、名づけて言いがたし。
ひとり、心に得べし。
元気衰えざる無病の人の脉かくの如し。是古人の説なり。
養生の人、つねに此脉あらんことをねがふべし。
養生なく気へりたる人は、わかくしても此脉乏し。是病人なり。
病脉のみ有て、胃の気の脉なき人は死す。
又、目に精神ある人は寿し(いのちながし)。精神なき人は夭し(いのちみじかし)。
病人をみるにも此術を用ゆべし。

「黄帝内経素問 経脉別論篇 第二十一」に胃の気について出てきます。

胃は食物を受け入れて消化し、滋養と精気を全身に行き渡らせて健康を保ちます。
その精気の流れが平衡を保っていることが大切で、平衡であるかそうでないかの
確認をするには、気口部位の脈象で診ます。
その結果疾病の死生を判断することが出来るのです。

気口部位(寸口部位とも云う)は左右前腕の橈骨動脉の拍動部で、寸・関・尺の三部に
分けて触診し、五臓六腑の平衡や病変を診察します。
現代医学のように、詳しく検査をして診断をすることが出来なかった昔は、医師が自分の
目で見る・臭いを嗅ぐ・話を聞く・触診の四診しかありませんでした。
その結果漢方では舌診や脈診が特に発展したのです。
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by kinnpoudou | 2011-11-23 19:26 | 養生訓に学ぶ
養生訓に学ぶ 10
  道を楽しむ者は命長し

 「貧賤なる人も、道を楽しんで日をわたらば、大なる幸せなり。
しからば一日を過ごす間も、その時刻永くして楽しみ多かるべし。
いはんや一年をすぐる間、四季おりおりの楽しみ、日々にきはまりなきをや。

このごとくにして年を多くかさねば、其の楽しみ長久にして、其しるしはいのちながかるべし。
知者の楽しみ、仁者のいのちながきは、我輩及びがたしといえども、楽しみよりいのちながき
にいたれる次序は相似たるなるべし。」

 お金がない人でも、趣味を持って日々を過ごすことが出来れば、それは大きな幸せで、
四季折々、一年中楽しみがあるならば、それを楽しむ人も長命になるでしょう。と先生は
云っておられます。

ここのところは、めずらしく楽しみの話題ですが、
養生法の中心になっているのは、忍耐・がまん・慎むのようです。
飲食は腹八分目、酒は少しだけ、色欲をつつしみ、精気をおしみ、心を平にして気を
やわらげなどとなっています。

これは老化したり、重い病気にかかった時などのときは良く納得できますが、若くて元気の
いいときは、ぜんぜん全く気にも留めない言葉の羅列に外なりませんね。
出来ることなら四十台位に気が付いて少しずつ養生されると良いのにと思います。
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by kinnpoudou | 2011-11-17 18:00 | 養生訓に学ぶ
死神 (落語)
お金に縁が無く少しばかりの金も工面できない男が、妻に豆腐の角に頭をぶつけて
死んでしまえと言われて家を追い出されます。どこにも行く当てのない男は死ぬのも
怖いしどうしようもなくぼんやりしている処に、何処からともなく死神が出て来ます。

死神は男に言います。
「お前に死神の姿が見える呪いをかけてやる。死神が病人の枕元に座っていたら
そいつは駄目、反対に足元に座っていたら助かるから呪文を唱えて追い払え」と言い、
医者になるようにと言い残して消えます。

男は医者になってお金も入り贅沢に暮らすが、そのうち枕元に死神のいる病人が多く
なってお金も使い果たし、また昔のような貧乏人になってしまいます。
困っていたところ、ある大店のご隠居の治療を頼まれました。

ご隠居の所に行ってみると、死神は枕元。
しかし、三千両の大金に目がくらんだ男は死神が居眠りしている間に布団を半回転させ、
死神が足元に来たところで呪文を唱え死神を追い払ってしまいます。

三千両を手に帰る途中、男は死神に捕まりローソクがたくさん灯っている洞窟に連れて
行かれます。そしてそのローソクは人の寿命だと聞かされます。
ローソクが消えればその人は死ぬ、と死神は云います。
男が「俺のは?」と聞くと、死神は今にも消えそうなローソクを指差します。

「お前は金に目がくらみ、自分の寿命をご隠居に売り渡したのだよ」と言います。男は今
にも消えそうになっている自分のローソクから新しいローソクに灯を移そうとしますが・・・
この先が一番怖い部分になるはずですが、演者によって表現がちがっているようです。

この落語はグリム童話の「死神の名付け親」という話を元に、三遊亭圓朝がこしらえた
そうです。
この話がどうして漢方と関係があるのか? それはローソクの灯なのです。

漢方に「命門の火」という言葉があります。生まれながらにして父母から受け継いで
くるもので、先天の火・元陽・真陽・腎陽ともいわれる。
生命の原動力やエネルギーの元となり、人の成長・発育・衰老・生殖能力を支配する。

「命門の火」が元気良く正常に燃えている時は身体も元気で居られるが、燃え方が弱くなると
元気が無くなり、若し消えてしまったらあの世に行くことになります。
あのローソクの灯は、この命門の火を連想させますね。
ところで、貴方の命門の火はお元気ですか?
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by kinnpoudou | 2011-11-11 18:19 | 漢方