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漢方の経験を重ねて、人々のお役に立つことを、いつまでも続けられることは、とても素晴らしい。
by kinnpoudou
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養生訓に学ぶ 19
   養生の基本は中庸

 中国五千年の昔から、人々は病気を防ぎ長生きするために、
色いろな養生法を考えて行なって来ました。
日本でも、日本独自のものか或いは中国や朝鮮などの外国から
伝来したものかは別にして、養生法が行なわれて来ました。

千三百年前の千金方や三百年前の養生訓にも、そこに書いてある
養生の基本は少なくすることに尽きるようです。がしかし最近に
なって老人のタンパク質不足が、体調維持に良くないと云われて
いるように、少なくさえすれば良い訳ではないですよね。
多すぎずそして不足しない中庸が良いようです。

*飲食の節度を守る。
*欲望を過度に持たない。
*質素な生活(食事・衣服・家財)。
*自然体の生活。
*ヨガ・気功・ウオーキングなど軽めの運動をする。

以上のように養生法を守って生活しても、年齢による肉体の劣化
を免れることは誰も出来ないようです。老化するに従って身体の
あちこちに不調な事が出てくるのは仕方がないことなので、それ
に対しては適切に対処しなければいけません。

例えば、老人の痰について養生訓には次のように出てきます。
「老人はつよく痰を去る薬を用うべからず。
痰をことごとく去らんとすれば、元気へる。是古人の説也。」

老人がカゼをひいたりした後、咳や痰が長引くことがよくあります。
その間つよい祛痰剤を使うと、気道が潤いを失い、乾燥して咳が
止まらなくなると共に、祛痰剤は瀉剤としての効果があるので、
強い薬を長く使うと元気をも失ってしまうというわけです。
漢方には気道の潤いを失わずに痰や咳を止める良い薬があります。
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by kinnpoudou | 2012-05-11 18:13 | 養生訓に学ぶ
養生訓に学ぶ 18
  「養生の要訣としての十二少」

 養生の要訣一(ひとつ)あり。要訣とはかんようなる口伝也。
養生に志あらん人は、是をしりて守るべし。其要訣は少の一字なり。
少とは万(よろず)の事皆少なくして多くせざるを云。
すべてつづまやかに、いはば、欲をすくなくするを云。
欲とは耳・目・口・体の、むさぼりこのむを云。
酒食をこのみ、好色をこのむの類也。
およそ欲多きのつもりは、身をそこなひ命を失なふ。
欲をすくなくすれば、身をやしなひ命をのぶ。欲をすくなくするに、
その目録十二あり。

十二少と名づく。必ず是を守るべし。
食を少なくし、飲むものを少なくし、五味の偏を少なくし、色欲を少なくし、
言語を少なくし、事を少なくし、怒りを少なくし、憂いを少なくし、悲しみを
少なくし、思いを少なくし、臥す事を少なくすべし。

 かやうに事ごとに少なくすれば、元気へらず、脾腎損せず。
是寿をたもつの道なり。十二にかぎらず、何事も身のわざと欲とを少なくすべし。
一時に気を多く用い過ごし、心を多く用い過さば、元気へり、病となりて命みじかし。

 物ごとに数多く、はば広く用ゆべからず。数すくなく、はばせばきがよし。
孫思邈が千金方にも、養生の十二少をいへり。其意同じ。
目録は是と同じからず。右にいへる十二少は、今の時宜にかなへるなり。

******************

 養生訓は今から300年ほど前の本ですが、さらにその1000年前に
孫思邈によって著された医学書の「千金方」巻二十七養性に十二少が
あります。
「思・念・欲・事・語・笑・愁・楽・喜・怒・好・悪」である。

多思は神危うく、多念は志散じ、多欲は志暗く、多事であれば形労し、
多語になれば気乏しく、多笑は蔵傷つき、多愁は心怖れ、多楽は意溢れ、
多喜は志錯乱し、多怒では百脈定まらず、多好は専ら迷っておさまらず、
多悪なれば憔悴して喜びがなくなる。
 この十二の多が除かれないと栄衛は度を失い、血気はみだりに動き、
生の本を失うことになる。ただ多くなく、少なくない者のみが道に近い
のである。と孫真人は云っておられます。
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by kinnpoudou | 2012-05-05 17:00 | 養生訓に学ぶ